‘薬剤師の研修について’ カテゴリーのアーカイブ

自分で考え、明日の行動につなげる研修

2016年2月1日 月曜日

これからの薬局づくりに欠かせないのが「人間力」です。

どんな研修よりも現場が大切!
 私は以前、「現場こそ最大の研修」という記事を書きました。

以前の記事より一部抜粋。
“研修でどれだけ知識を学んだとしても、それを全て現場で活かすことはできません。もちろん最低限の知識は必要ですが、あとは繰り返し調剤を行うことや、現場で患者さんから様々な質問を受けることで、薬剤師としての本当のスキルが身についていくのです。”

また、それを説明する事例として「質問ノートは現場力の結晶」という記事も合わせて書きました。

以前の記事より一部抜粋。
“窓口で質問をしてくる患者さんから見れば、その薬剤師さんが、どれだけ学生時代に良い成績を残した人であろうが、どれだけ素晴らしい論文を発表した人であろうが、全く関係ありません。いかに安心して納得できる言葉をかけられる薬剤師であるかどうか、これこそが全てなのです。”

結局のところ「若いうちは、座学の研修を受けるよりも、現場でたくさん経験を積むほうが良い」と伝えているのですが、「じゃあ、研修を全く受けなくて良いか?」と聞かれれば「決して、そんなことはない」と答えています。むしろ、私は社内で誰よりも「研修」を大切にしており、自ら指揮をとって研修会の企画やサポートを行っているくらいです。

ただ“受ける”だけの研修なら、実施しないほうがマシ
 お恥ずかしい話ですが、当社が本気で研修に取り組み出したのは数年前からです。それまでは、製薬企業が行う新薬の勉強会や医療安全講習など、話を聞くだけの研修を必要最低限な分だけ実施していました。私自身も薬局における研修に対しては良いイメージがなく、ただ“受ける”だけ研修ならしないほうがマシだと思っていました。その理由は、一般的な薬局の研修では、偉い先生や知識のある方をお呼びして、ありがたいお話しを拝聴し、いくつかの質疑応答で終わり。何となく「ああ、いい話が聞けたなぁ」となりますが、研修内容が実行に移されることがないまま、また日常業務を繰り返す。…こんな経験を過去に何度もしていたからです。

研修を受けるだけでは意味がない?

研修を受けるだけでは意味がない?

自分たちで考えて、企画して、実行する研修
 しかし、現在の当社の研修は決して“受け身”ではありません。春と秋の年2回、全スタッフが参加する全体研修を行っています。研修内容は担当するスタッフが自分たちで考え、いまの会社に必要な研修は何かを話し合い、企画し、実施するスタイルをとっています。

研修の事例
・社会人のマナー〜社会人としてのマナーをもう一度身につけよう〜
・生き残る調剤薬局とは〜社員として何ができるか?〜
・日常業務の見直し〜忙しくなる季節に向けての再確認事項〜

 タイトルだけ読むと特に珍しい内容ではありませんが、当社の研修はその進め方が異なります。繰り返しますが、この研修は決して“受け身”ではありません。テーマに沿って講師やプレンゼンターが話したのち、数名のグループを作りディスカッションを行います。そして、何よりも大切にしているのは「明日から自分たちの店舗で何を行うか?」を最後に発表することです。もちろん、次回の研修の時には立てた目標とその結果を検証し発表します。

平成26年春期研修会

現場と研修を繰り返して、人間力を身につける
 誰かのありがたい話を聞いても実行に移さなければ、全くもって研修の意味がありません。話を聞き、自分たちの頭で考え、意見を出し合い、目標を決め、翌日から現場で実行する。その結果、成功や失敗を何度も経験することで「生きたスキル」が身につくのです。そしてまた、その経験を検証し振返る場所こそが“研修”となるのです。
 冒頭に「どんな研修よりも現場が大切!」と書きましたが、そこにブレはありません。現場こそが全てであり、毎日の経験こそが人としての成長につながるのです。研修は、あくまでも現場を振り返るきっかけにしか過ぎません。特に、私たち薬局で働くスタッフにとって、日常業務は同じことの繰り返しでしょう。だからこそ、現場→研修→現場→研修…、これを繰り返して、頭に汗をかき「生きたスキル」を身につける必要があるのです。そして、そのスキルが将来のあなたの「人間力」へと変化していくのです。

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有限会社八幡西調剤薬局
北九州市、遠賀郡、宗像市、中間市にて調剤薬局を展開しています。
〒807-0856 福岡県北九州市八幡西区八枝3-12-1
TEL.093-695-0777 / FAX.093-695-0778
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現場こそ最大の研修

2016年1月14日 木曜日

これからの薬局づくりに欠かせないのが「現場力」です。

ここ数年、全国の調剤薬局で様々な研修制度が設けられています。それは大手チェーンだけでなく、地方の中小企業でも同様です。もちろん、当社もしっかりとした研修制度があります。しかし、研修はあくまでも研修でしかなく、スキルアップに必要なのは、研修ではなく「現場」なのです。

(参考)大手調剤チェーンの研修

日本調剤(http://goo.gl/uXb4Bz
クオール(http://goo.gl/6TYuHX
総合薬局(http://goo.gl/NdPKNS

薬剤師の必要性

八幡西調剤薬局/各種研修制度より(http://www.yph.jp/training/

研修で本当にキャリアが身につく?
私は仕事上で薬学生の皆さんと話す機会があるのですが、やはり彼らも「研修制度」を気にしています。入社後にどのような研修が受けられるのか、その結果、どんなキャリアを描くことができるのかを意識しているようです。もちろん、若い社会人にとって「研修」は大切な要素ですが、薬剤師としてのキャリアを考えると、研修よりも「現場」を大切にするべきだと思います。

運転スキルと薬剤師スキルは似ている。
車の免許を取った時の事を思い出してください。教習生が受ける教習は、教室で教本や動画で学ぶ学科教習と、実車で運転技術を習得する技能教習の二つがあります。ただ、どれだけ学科の成績が良くても、実際に乗車して運転してみると思うように車を扱えません。また、免許取得後でも運転をしない期間が長く続くと、全く運転の出来ないペーパードライバーになってしまうのです。逆に初心者であったとしても、毎日のように車の運転をしている人は、その運転時間に比例するように上達していきます。

薬局でも同じなのです。研修でどれだけ知識を学んだとしても、それを全て現場で活かすことはできません。もちろん最低限の知識は必要ですが、あとは繰り返し調剤を行うことや、現場で患者さんから様々な質問を受けることで、薬剤師としての本当のスキルが身についていくのです。

最高の現場で、最高のスキルアップを!
まずは研修より現場。何事も現場で「量」をこなすことで「質」が見えてきます。はじめから研修で「質」を求めずに、まずはがむしゃらに「量」をこなし、現場力を身につけてください。そして、もし…あなたが本気で薬剤師としてのスキルアップを考えているのであれば、どの薬局にも負けない最高の「現場」を用意します。

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