‘薬剤師と人財’ カテゴリーのアーカイブ

薬学生のみなさまへ

2016年3月20日 日曜日

私が薬学生に必ず伝えている言葉は?
 私は「採用」という仕事上、当社に入社希望ではない方からも就職の相談を受けることがあります。相談の内容は様々ですが、お会いした薬学生や薬剤師のみなさんに対して、私は必ず「就職先を選ぶ際には、条件面や業務内容よりも『誰と一緒に仕事をしたいか?』を徹底的に考えて欲しい!」と伝えています。
 なぜ相談者にこの言葉を伝えているのか…、それにはきちんとした理由があります。

薬学生に知っていて欲しい「就職先での3つのズレ」
 薬学生のみなさんもご存知だと思いますが、薬剤師は転職する確率が高い職業です。株式会社ネグジット総研の「就労意識に関するアンケート調査(2010年1月調べ)」では転職経験のある薬剤師が約70%であるという結果も出ています。(かく言う私自身も転職経験が2回あります…苦笑)

転職経験のある薬剤師は70%

転職経験のある薬剤師は70%

 もちろん、転職の理由には結婚や育児、介護、引越しなどライフステージの変化に伴うケースが一般的です。しかし、仕事のやりがいに関する部分や、待遇面の不満、人間関係など、ライフステージの変化とは関係のない転職が多いのも薬剤師の特徴です。また、それらの本質は「条件面のズレ」、「業務内容のズレ」、「人間関係のズレ」など本人と就業先とのちょっとした「ズレ」の積重ねが原因ではないか…と感じています。

 そこで、薬学生のみなさんに、これら「3つのズレ」について解説したいと思います。

 一つめは「条件面のズレ」。給与・労働時間・勤務地などの条件面が異なることに不満を持って退職するケースです。もし企業側が提示していた内容と実際の条件が全く異なっているのであれば、転職する理由としてはわかります。しかし、良い条件の裏には必ず理由があります。「給与も高い!労働時間も短い!勤務地も望み通り!」…常識で考えると、そのような条件で働ける会社が存在しないことは、誰でもわかることでしょう。

 二つめは「業務内容のズレ」。例えば、在宅を勉強できると聞いて入社したのに、在宅を扱わない店舗に配属させられた!とか、海外研修ができると聞いていたのに3年経っても行けない!とか、病棟での投薬業務ができると聞いたのに実際には調剤しかさせてもらえない!など、その理由は様々です。しかし普通に考えてみれば、本当に自分の希望だけが通る組織が存在するハズがありません。組織全ての人間が自分のやりたい事だけやっていたら、その組織は必ず崩壊します。特に、入社から数年間は現場の仕事を覚えることが優先で、目の前の仕事を繰り返し経験する事でスピードやスキルが上達するのです。石の上にも3年、いや5年、10年かかるかもしれません。自分がやりたい仕事をするためには、ある程度の努力や経験、我慢も必要ではないでしょうか。

 そして、三つめは「人間関係のズレ」。ほとんど表には出てきませんが、これが最も多い転職理由ではないかと思います。例えば、会社の方針や上司との考え方がどうしても合わない!とか、他のスタッフと比べて自分だけ扱いが悪い気がする!とか、特定の誰かの仕事ぶりや態度がどうしても納得できない!など、その理由は多岐に渡ります。また、これまでの「条件面のズレ」や「業務内容のズレ」は我慢ができるケースが多いと思いますが、この「人間関係のズレ」は我慢ができないことが多く、なんとか我慢してその組織に残っていても、また同じような問題が浮上して根本の解決にまで至らないケースが多いのも事実です。

就活生に伝える、たったひとつのアドバイス。
 薬学生のみなさんも社会に出て働き出すと、大なり小なりこの「就職先での3つのズレ」を感じることがあると思います。しかし、このような理由で転職にまで至らないようにするために、みなさんに一つだけ就活のアドバイスしておきます。

「どんな仕事をしたいかじゃない!誰と仕事をしたいかを考えろ!」

 薬学生のほとんどは「薬剤師」として働く方が多いでしょう。その国家資格を持った薬剤師が主に働く「病院」や「薬局」は、保険制度の中で運営されています。つまり、国民皆保険がある我が国では、大手であろうが中小であろうが、都市部であろうが地方であろうが、日本全国どこで働こうとも条件面や業務内容に大きな違いはありません。もちろん、組織によって若干の違いはありますが、それでも他業種ほどの大きな差は生まれません。だから表面的な「条件面」や「業務内容」で就職先を判断してはいけないのです。(※実際に、合同企業説明会に参加しても、どの組織でも同じ内容の説明しかしないでしょ?)
あなたが薬剤師として働く際、あなたの仕事に最も影響を及ぼすのは「一緒に働く人」です。条件面や業務内容は同じでも、その組織によって「人」の風土は大きく異なります。明るく元気な人が多い組織、真面目で緻密な人が多い組織、学習や研修に意欲を燃やす人が多い組織など、組織風土は本当に千差万別です。

そしてまた、企業説明会だけでは見えてこないのが、この「人」の部分です。ですので、ぜひ企業研究の一環として、できる限り多くの職場見学に行ってください。そしてその見学先では条件面や業務内容を見るのではなく、そこで働いている「人」を見てください。その人の仕事ぶり、患者さんへの声のかけ方、スタッフ同士の会話など、しっかりと肌で感じ取ってください。自分がもしもこの組織の一員になったと想定して、一緒に仕事をやっていけるか、上司として先輩として信頼できるか、自分自信とみんなの価値観が離れすぎていないか、しっかり想像してみてください。きっと、その基準で選んだ企業は条件面や業務内容で選んだ企業よりも「ズレ」を起こさずに済むと思います。

八幡西調剤薬局に興味を持ってくれた方へ
 さて、これまで薬学生の就活に関する考え方を書いてきました。ここからは八幡西調剤薬局に興味を持った皆さんに対して、私たちが「新卒のみなさんに約束できること」を紹介したいと思います。

「新卒のみなさんに約束できること①:現場に集中できる」

 私たちは「現場」を最も大切にしています。「現場」とは薬局業務の中でも「受付・調剤・投薬」のことを指しています。この中で「投薬」は薬剤師にしかできない仕事であり、今後もこの「投薬」が薬剤師の大切なスキルになっていくことは間違いありません。その他の薬剤師業務は必ず機械化されます。(詳しくは※こちらをご覧ください。)
 そこで当社は4店舗しかない企業にも関わらず、機械化・コンピューター化を推進し、できる限り調剤のスピードを上げ、ミスを減らすようにしています。その結果、患者さんとのコミュニケーションに集中でき、「投薬」という未来に繋がる薬剤師スキル、テクニックが身に付く形を選んでいるのです。

「新卒のみなさんに約束できること②:3倍のスキルアップができる」
 
 当社はたった4店舗しかない企業ですが、扱う診療科は急性期~慢性期、在宅(看取り)まで幅広く対応しています。主な診療科として、糖尿病内科・循環器内科・消化器内科・泌尿器・小児科・耳鼻科・眼科・在宅(看取り)などを受けています。また、来局する患者さんの数もかなり多く、ある店舗では地域の総合病院の門前薬局に負けない数の処方箋を扱っています。
 ベテランの薬剤師さんであれば理解できると思いますが、薬学的知識は座学だけで学ぼうと思っても限界があります。現場でたくさんの症例に出会い、患者さんとの会話をより多く経験することで、座学以上のスキルが自然と身についていくのです。
 そのような意味で、幅広い診療科を扱い、来局数の多い当社は「3倍のスキルアップ」が可能なのです。

「新卒のみなさんに約束できること③:経営陣と話せる風土がある」
 
 また、当社の経営はかなり安定しています。薬局の数字が理解できる方が聞くと、みなさんが驚く経営状態です。理由は非常に簡単で、運営が安定する店舗しか展開していないからです。一店舗当たりの売上が安定でかつ大きいと、スタッフは安心して現場の仕事に取り組めます。
 また逆説的になりますが、経営が安定しているが故に、現場の仕事だけに追われず個人のキャリアについて経営陣と話ができます。店舗が少ない分、フランクな雰囲気で経営陣と話すことができ、やる気があれば経営陣の一員、管理者、主任になることも可能なのです。

以上3つが、八幡西調剤薬局が新卒のみなさまに約束できることです。

 あなたの大切な社会人としての第一歩を当社に賭けてくれるのであれば、私たちはその気持ちに対して最大限に答えたいと思っています。また、先に述べた「就職先での3つのズレ」を、あなたが全く感じない会社であり続けたいと思っています。

 そして何より…あなたと一緒に働けることを楽しみに待っています。

It’ll be the pharmacy where I’d like to get a job most at JAPAN!
日本で最も「働きたい薬局」になる!

有限会社八幡西調剤薬局
北九州市、遠賀郡、宗像市、中間市にて調剤薬局を展開しています。
〒807-0856 福岡県北九州市八幡西区八枝3-12-1
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