2016年1月 のアーカイブ

薬局における2つの仕事と、その役割とは?

2016年1月30日 土曜日

これからの薬局づくりに欠かせないのが「組織力」です。

薬局の仕事は「現場」と「裏方」の二つ。
 薬局の仕事は、大きく分けると「現場」と「裏方」の二つです。

 「現場」とは店頭で患者さんと接する仕事で、「裏方」とは現場のスタッフが働けるように環境を整える仕事です。患者さんの視点から考えると、現場のスタッフこそが薬局そのものであり、裏方の存在は見えません。だから、現場のスタッフは患者さんの方を向いて仕事をし、裏方のスタッフは現場の方を向いて仕事をすることが大切です。

薬局の仕事は現場と裏方の二つ

薬局の仕事は現場と裏方の二つ

会社によって組織のあり方に大きな違いがある。
 私は仕事上さまざまな薬局経営者の方や勤務している薬剤師の方とお話しする機会があります。いろいろお話しをするうちに、薬局運営における「組織」のあり方の違いが見えてくるようになりました。実際に大手のチェーン薬局では、店舗(現場)と本部(裏方)の機能がしっかり分かれているケースが多いのですが、数店舗の薬局を運営している中小企業では、その機能が区別されていないことがあります。

 つまり現場スタッフが裏方の仕事も並行して行っているケースがあるのです。もっとも酷いのは、現場のトップである管理薬剤師の方が、近隣の医師と仕事以外でのコミュニケーションに時間を取られていたり、現場の仕事よりも裏方の仕事を優先していたりする場合です。

現場は患者さんのために、裏方は現場のために。
 その点、当社はまだ4店舗しかない小さな会社ですが、現場と裏方の仕事をしっかりと分けています。代表の柳瀬は「現場スタッフは患者さんの為に働くのが仕事。経営陣は現場スタッフが働きやすい環境を作るのが仕事。」と言います。

 実際に当社では現場スタッフが薬局業務以外の無駄な仕事に携わることはほとんどありません。もちろん管理職(マネージャー)以上になるとその他の業務はありますが、それは当然です。なぜなら管理職は現場スタッフをサポートする「裏方」ですので…(笑)。

就活や転職の時こそ、現場のスタッフを見よう!
 これから就活を行う学生さんや、転職を考えている薬剤師さんは、その就業先を考える際、その組織の「現場」と「裏方」がしっかり分かれているかどうかをしっかりと確認した方がよいでしょう。現場のスタッフが患者さんの為に働き、その現場のスタッフを支える裏方がいる。その役割がはっきりしている会社は、現場のスタッフが本来やるべき仕事に集中してテキパキと業務こなし、患者さんから見ても気持ち良い対応をしている会社だと思います。

当社もまだまだ役割分担ができていない部分もあるかもしれませんが、今後も改善点があれば適宜修正していきたいと考えております。

 もしも、あなたが私たちと一緒に働くことになった時、この役割分担でうまく機能していない点があれば、遠慮なく言ってくださいね。それはきっと患者さんの為につながる意見なので…!

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日本で最も「働きたい薬局」になる!

有限会社八幡西調剤薬局
北九州市、遠賀郡、宗像市、中間市にて調剤薬局を展開しています。
〒807-0856 福岡県北九州市八幡西区八枝3-12-1
TEL.093-695-0777 / FAX.093-695-0778
http://www.yph.jp/

調剤の機械化を進めるメリットとデメリットは?

2016年1月30日 土曜日

これからの薬局づくりに欠かせないのが「機械化」です。

調剤薬局が自動販売機になる時代が来る?
 調剤薬局の機械化は時代の流れと共に進んでおり、全自動錠剤包装機だけでなく、PTPシート全自動薬剤払出機、水剤定量分注機など様々な医療機器やシステム機器が登場しています。極論すぎる話ですが、ここまま機械化が進むと、そのうち「ジュースの自動販売機」のような「全自動調剤マシーン」が登場し、薬剤師不在でも全ての調剤を機械が行う時代になるかもしれません。この機械化の流れの中で、薬剤師の仕事はどう変わっていくのでしょうか?

調剤の機械化の流れはもう止められない!
 先日、医師で薬局経営者の狭間研至氏(http://www.pharmedico.com/hazama/)のお話を聞かせていただいた際に、インテリジェントファーマシー(高度な調剤機器やシステム機器を取り入れた薬局)という言葉を知りました。同氏が言うには「駅で切符を切る仕事が職員から機械に変わったように、薬局でも調剤を行う仕事が薬剤師から機械に変わっていく。」とのこと。私も現場に立つ薬剤師の一人として、この機械化の流れは止められないと感じています。

 もちろん、当社でもその時代の流れを読み取り、創業当初から様々なシステムや機械の導入を進めています。ただ、店舗によって来局する患者さんの年齢層(高齢者や小児など)や処方内容が異なるので、むやみに機械を導入するのではなく、店舗の状況に合う機械やシステムを導入しています。

機械化が進む調剤薬局

お子さんが多い店舗では水剤定量分注機も導入!

機械化は患者さんのために必要。
 このように機械化を進めていくことで、薬局ではいろいろなメリットがあります。まず何よりも調剤の時間短縮です。調剤の時間が短縮されるということは、患者さんの待ち時間が短縮されるということです。当たり前の話ですが、薬局に来る患者さんは何かしらの病気や体調不良の状態でやってきます。もしかしたら薬局に来る前に病院で散々待たされているかもしれません。だとしたら、せめて薬局での待ち時間を少しでも短くして、早く自宅に帰してあげることは、薬局の務めではないでしょうか。さらに言えば、調剤の機械化によって余った時間を「投薬」や「相談」に使い患者さんとのコミュニケーションを取ったり、「在宅業務」など別の仕事に費やしたりする事ができます。

また、患者さんの立場から考えても、長い時間待たされた上に10秒投薬で終わる薬局より、待ち時間が短く帰ることができ、必要があれば自分の健康相談にも乗ってくれる薬局の方が、確実に魅力を感じますよね。機械化は自分たちの為だけでなく、患者さんの為にもなるのです。

複数台同時に調剤できる機械を導入

2台同時に調剤できるシステムを導入することで、患者さんの待ち時間を短縮。

機械にトラブルは付き物。だからこそ人は強くなる。
 機械化にはデメリットもあります。その機械の故障やシステムがダウンした場合、薬局としての機能を全く保てなくなる可能性があることです。複雑な機械やシステムの内部は、その専門家でないと分かりません。実際に当社でも過去に機械やシステムのトラブルがあり、何度か冷や汗を流したことがあります。しかしトラブルが怖いからといって機械化をやめるわけにはいきません。トラブルが起きないように未然に防ぐ努力を徹底し、トラブルが起きた時の対処法をスタッフ間で共有して、できる限り患者さんに迷惑がかからないようにする。その繰り返しで機械のトラブルにも強くなっていくのです。

機械化を進め、薬剤師はもっと別の仕事を!
 世の中の流れから考えても、患者さんの満足度を上げるためも、薬局の機械化は止められません。機械ができる作業は機械に任せ、それによって生まれた時間を患者さんの健康につながるクリエイティブな仕事に当てる。それこそがこれからの薬剤師であり、薬局の仕事だと考えます。当社も機械化の進んだ薬局であることを自負していますが、まだまだ改善する余地が残っています。私たちは今後もできる限り機械化を進め、機械ができる作業は機械に任せ、現場スタッフがもっとクリエイティブな薬局の仕事に取り組める環境を作っていきたいと思います。さあ、あなたも一緒にクリエイティブな薬局の仕事に挑戦しませんか?

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入社後の不安を払拭する唯一の方法

2016年1月21日 木曜日

これからの薬局づくりに欠かせないのが「現場力」です。

誰でも新しい職場は不安。
 春から新社会人として働き始める学生さんや、転職して新しい会社で働き始める薬剤師さんも多くいらっしゃるでしょう。皆さんの中には「知らない薬があったらどうしよう…」「ちゃんと調剤や投薬ができるかな…」と、不安を抱えている方もいると思います。私自身、新社会人として働く直前や転職した際に同じ環境に置かれた経験があるので、不安になる気持ちはよくわかります。しかし今、採用担当として様々な薬剤師さんと話す機会が増えてから、その不安を払拭する唯一の方法は「現場で慣れろ!」しか無いと思えるようになりました。

不安を抱える新入社員

薬剤師の不安は現場を経験する(慣れる)ことで払拭される

即戦力なんてありえない!
 採用関係者の方には、薬剤師さんに対して、「6年生を出た新卒は実務実習を経験しているからすぐに使える」とか「キャリアがある中途の薬剤師さんは即戦力になる」と言われる方がいます。当社でも定期的に新卒や中途の採用を定期的に行っていますが、私たちは新しく入社された方に対して「すぐ使える」とか「即戦力になる」とは考えておりません。それは決してその方を見下しているわけでもなく、バカにしているわけでもありません。

モヤモヤ悩むより行動を起こした方が早い。
 私も転職経験者なのでよくわかるのですが、学生時代に実務実習を行っていたとしても、前職で調剤経験があったとしても、新しい職場では戸惑うことばかりです。調剤機器の扱い方は異なるし、レセコンや電子薬歴のメーカーも違う。ましてや、これまで経験の無い診療科であれば患者さんの傾向もわからないし、処方医の癖(処方の意図)なども全くわかりません。だから誰もが不安になって当然なのです。
 そうは言っても、不安になって何もしなければ前に進むことはできません。不安を払拭するには、何より現場で処方をこなすしか無いのです。分からない薬があれば調べればいい!処方意図が不明あれば先輩や同僚に聞けばいい!新しい機械に何度でも触れて使い方を覚えればいい!
 …そうやって、何度も繰り返し目の前の処方をこなしていく事で、実務実習や教科書では見えない現場の仕事が見えてくるものなのです。そしてその積み重ねが、自分の知識やスキルへと次第に変化していくものなのです。

新入社員をフォローする余裕のある職場を選ぼう!
 先にも述べましたが、新しく入社する薬剤師さんに「即戦力になってほしい!」と期待してくる会社も多く存在すると思います。自分の可能性に期待されると嬉しく感じる事もあるでしょう。しかし「即戦力を期待する」ということは、逆に「新入社員をフォローする余裕が無い」という言葉の裏返しかもしれません。
 その点、当社は新入社員に対して「即戦力」としての期待はせず、現場に慣れることを優先に考えています。どちらかと言えば「即戦力」としての期待ではなく、自ら処方をこなす「やる気」に対して期待をしています。調剤の経験がなくても、人に語れるキャリアがなくても全く問題はありません。(だって、即戦力としての期待はしていないのですから…笑)
 もし、何かの縁であなたが当社に入社した際には、分からない事をどんどん聞いてください。聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥。あなたが成長できるように、先輩や同僚が全力でサポートをしますよ!

調剤薬局 入社式

新卒は時間をかけて育てました!

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現場こそ最大の研修

2016年1月14日 木曜日

これからの薬局づくりに欠かせないのが「現場力」です。

ここ数年、全国の調剤薬局で様々な研修制度が設けられています。それは大手チェーンだけでなく、地方の中小企業でも同様です。もちろん、当社もしっかりとした研修制度があります。しかし、研修はあくまでも研修でしかなく、スキルアップに必要なのは、研修ではなく「現場」なのです。

(参考)大手調剤チェーンの研修

日本調剤(http://goo.gl/uXb4Bz
クオール(http://goo.gl/6TYuHX
総合薬局(http://goo.gl/NdPKNS

薬剤師の必要性

八幡西調剤薬局/各種研修制度より(http://www.yph.jp/training/

研修で本当にキャリアが身につく?
私は仕事上で薬学生の皆さんと話す機会があるのですが、やはり彼らも「研修制度」を気にしています。入社後にどのような研修が受けられるのか、その結果、どんなキャリアを描くことができるのかを意識しているようです。もちろん、若い社会人にとって「研修」は大切な要素ですが、薬剤師としてのキャリアを考えると、研修よりも「現場」を大切にするべきだと思います。

運転スキルと薬剤師スキルは似ている。
車の免許を取った時の事を思い出してください。教習生が受ける教習は、教室で教本や動画で学ぶ学科教習と、実車で運転技術を習得する技能教習の二つがあります。ただ、どれだけ学科の成績が良くても、実際に乗車して運転してみると思うように車を扱えません。また、免許取得後でも運転をしない期間が長く続くと、全く運転の出来ないペーパードライバーになってしまうのです。逆に初心者であったとしても、毎日のように車の運転をしている人は、その運転時間に比例するように上達していきます。

薬局でも同じなのです。研修でどれだけ知識を学んだとしても、それを全て現場で活かすことはできません。もちろん最低限の知識は必要ですが、あとは繰り返し調剤を行うことや、現場で患者さんから様々な質問を受けることで、薬剤師としての本当のスキルが身についていくのです。

最高の現場で、最高のスキルアップを!
まずは研修より現場。何事も現場で「量」をこなすことで「質」が見えてきます。はじめから研修で「質」を求めずに、まずはがむしゃらに「量」をこなし、現場力を身につけてください。そして、もし…あなたが本気で薬剤師としてのスキルアップを考えているのであれば、どの薬局にも負けない最高の「現場」を用意します。

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人材から人財へ

2016年1月14日 木曜日

これからの薬局づくりに欠かせないのが「人財」です。

私は仕事の都合上、人事労務に関する記事を読むことがあります。その中でよく「ジンザイ」と書いて「人材」・「人財」・「人在」・「人罪」という漢字を当てはめ、スタッフの管理を解説している記事を見かけます。はじめのうちは「ふーん」という程度で捉えていました。しかし今では、この「人財」という考え方を非常に考えるようになりました。

・人材・・・期待できる人。普通の人。
・人罪・・・実績もないし、成長も期待できない人。企業的にはお荷物。
・人在・・・実績はあるけど、それ以上の成長が見込めない人。
・人財・・・実績もあり、成長が期待できる人。企業的に欲しがられる人。

仕事理論より引用(http://www.webusagi.com/?p=138

人材から人財へ

当社のホームページでは「人材から人財へ」と記載されています。私はIT・採用担当になってから、それまでのホームページを大幅に変更したのですが、このページだけは当初の形のまま残しています。

八幡西調剤薬局/会社案内より

八幡西調剤薬局/会社案内より(http://www.yph.jp/profile/

なぜ薬局が「人財」にこだわるのか?

私がこのページを残した理由は3つあります。

一つ目。この言葉は、代表の柳瀬が日頃から大切にしている言葉であり、彼の口から何度も繰り返し聞いている言葉なので、その思いをしっかり残しておこうと考えました。

二つ目。薬局業界全体が、薬剤師をただの人材(店舗運営のための有資格者)として扱っている風潮があるからです。「うちの会社は絶対にそんな会社じゃない!」という、業界に対するメッセージでもあります。

そして三つ目。私自身、薬剤師と事務を含めた当社スタッフの一人ひとりに対して「人材じゃなく、人財になってほしい!」と考えるようになったからです。いつか、彼らが何からの理由でうちの会社を旅立つ日が来た時、どこに出しても恥ずかしくない「人財」になって欲しい!と、本気で思っています。

…どことなく、親が子供に思う気持ちと似ているのかもしれません。(笑)

誰にも負けない「人財」になる。

人材から人財へ。あなたが入社時には普通の「人材」だったとしても、どの薬局にも負けない「人財」に成長できる、…そんな薬局にしていきたいと思います。

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